素敵で豊かに暮らしたい。

素敵で豊かに暮らしたい!と日々考えています。発見した素敵なもの・こと・考えなどを紹介して、皆さんと豊かな生活を送れたらいいなというブログにしたいです。

三浦春馬さんの訃報で思うこと

容姿も中身も素敵な

日本の、人類の宝のような方が

この世からいなくなるなんて

信じられないし、信じたくない

です。

 

この記事を読んでくださっている方は

三浦春馬さんの訃報で、多かれ少なかれ

ショックを受けている方も多いと思います。

 

今、ご自身の気持ちが優れなかったら

周囲の人に自分の悲しかったり、辛い気持ちを

聞いてもらったり、紙に書きだしたりする

といいですよ。

 

私も夫に話を聞いてもらってだいぶ気持ちは

落ち着いたのですが、それでも気分が混乱していて、

70代の母親は興味ないかなと思いながら電話すると

「私もびっくりしたわよ!なんであんないい人が・・・」

と普段、芸能人にあまり興味ない人なのに

私同様ショックを受けていて、

話してほっとしたのを覚えています。

なのでいろんな人に聞いてもらうのは

心を落ち着けるのに有効です。

 

親しい人や周りの人に、不安を話すのは

申し訳ないと思ってしまうようであれば、

カウンセリング(オンライン上でもあるらしいですね)や

SNS上でカウンセリングをやっているところも

あるらしいので、そういう場で

話されるのもいいですよ。

 

また、厚生労働省に掲載されている

電話相談窓口があるので、

そういうところも利用するのも一つの手です。

「こころの健康相談統一ダイヤル」

0570-064-556

(都道府県によって対応曜日・時間が異なります

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188813.html)

 

また、フリーダイヤルの

いのちの電話

0120-783-556 (毎日午後4時~午後9時)

この「いのちの電話」では

メール相談も受け付けているそうです。

一般社団法人日本いのちの電話連盟

 

 

話を聞いてもらっても、紙に気持ちを書き出しても

気持ちが落ち着かない場合は

一度、この話題から少し離れて

誰かと全く関係のない話をしたり

散歩したり、軽い運動(ストレッチやラジオ体操)をしたり

関係のない本や漫画を読んだりと

つらい話題から意識的に気分をそらせるのも

かなり大切です。

 

というのも、私が三浦春馬さんの訃報を

知って、「なんで?」とショックと混乱から

話を聞いてもらってだいぶ落ち着いたのですが、

それでもやるせない気持ちが続いたので

わかるわけもないですが真実を知りたいと

この話題を扱うTVやネットニュースを見まくって

さらに気分が落ち込んでいって、

体に力が入らず、重くなっていって

自分でも「これはやばい」と思ったからです。

半日はネットもTVも見ず、漫画に没頭したり、

体を軽く動かしたりしたら持ち直しました。

 

気分や体調が回復してから

調べたり考えるほうがより

冷静に正確に物事が見えてきます。

ご自身の気持ちに合わせて

無理なくお過ごしくださいね。

 

 

 

私が今回の三浦春馬さんのことを知ったのは

18日の土曜の19時に、NHKのニュースが

やっていたときです。

 

台所で作業していたら、ニュースを見ていた

夫が

「え~~~~~!!」

と奇妙な声を上げて。

普段あまり驚かない人なので、

どうしたんだと駆け寄って、一緒にテレビを

のぞきこみました。

この日のニュースの一覧が表示されていて、

「東京コロナ290人感染」

を見て

「何をおおげさな。昨日も同じような数だったでしょ」

と言いました。そしてそのニュース一覧を

「今日のニュースは何かな」と思いながら見ていくと

三浦春馬さんのことが書いてあり。

「えっ、どっきり・・・?でもNHKのニュースって

どっきりとかしちゃだめだよね・・・?

でも、じゃあこれは・・・?どっきりって言って!」

と心の中だか声に出してだか言いました。

 

その日の午前中、NHK

「世界はほしいものにあふれている(以下、せかほし)」

を録画したものを見て夫と

「これ前見た回の再放送みたいだね」

「コロナだからしょうがないよね」

と言いながら見ていたからなおさら

受け入れられない。

 

そして事故?まさかコロナ感染?と

混乱しながらも考えていたら

自死されたと報道されて、

もう意味がわかりませんでした。

 

 ここ数日、やるせない憤りのようなものを感じて

思ったのが、

個人や社会の在り方を、本当に変えていく必要が

あると考えました。

 

三浦春馬さんの訃報について

「そっとしておくのがいいよ、それが本人のためだ」

という意見もいろいろ見かけたり聞いたりします。

その通りだと思います。

故人のプライベートを無駄に明らかにし、

尊厳を傷つけることは絶対にしてはいけない。

 

しかし、三浦春馬さんのように素晴らしい方が

なぜこのようなことになったのか、

どうしたら防げたんだろうかということを

考えることは苦しいかもしれないし、

正解もわからないけれど

それは社会全体で、また個人個人が考えて行動することは

絶対にするべきことかと。

 

自分の周囲の元気に見える人も、もしかしたら

しんどい気持ちを抱えているかもしれない。

「あの人、元気でバイタリティーある人だから

 大丈夫よね。コロナ禍だから会えないし」

と思っていても、時々、

「調子はどうですか?」

と連絡を取ってみたりしようと思いました。

 

 それともう一つ。

これはかなり前から考えていたことなのですが、

カウンセリング(心理療法)が一般の人に

普及してほしい。

きちんと臨床心理士公認心理師

資格を持っている人と行うカウンセリングです。

 

「カウンセリングに行く」という心理的

ハードルを下げてほしいです。

「風邪をひいたら病院に行く」

「髪を整えに美容院に行く」

「肌の調子をよくしたいからエステに行く」

と同じように

「心の調子を整えて人生をより充実させる

 ためにカウンセリングに行く」

と考えてほしいです。

実際に欧米では仕事のパフォーマンスを高めるために

仕事ができる人たちほどカウンセリングを

利用しているという話も聞きます。

 

日本では

「心が弱いから、心の調子が悪くなった」

などのネガティブイメージが付きまとって

カウンセリングに行くハードルが高くなっている

ように思えます。

 

しかし、自分の社会人経験、臨床経験で思ったことが

仕事ができて優しく誠実な人ほど、多くの仕事を

与えられ、その重圧につぶされて心に不調が出る。

こういう方たちに仕事を任せるほうが

仕事のパフォーマンスが高いし安心なので

周囲は頼ってしまう。

 

そういう人たちは心が弱いのではなく、

強いので我慢ができて、そして限界を超えてしまう。

強いがゆえに限界を感じず、感じたとしても

「乗り越えてみせる」と頑張ってしまい、

あるとき折れてしまう。

 

あらかじめカウンセリングに通っていたら、

その変化を臨床心理士(または公認心理師

が気付いたり、カウンセリングを通して

自分の性格や考え方や心に抱えている

様々なことを見つめて、

事前に柔軟に物事を考えられるように

心の準備ができるかもしれません。

 

また、こうなる前に、社会通念として

自分に少しでも限界が見えたり、

しんどいと感じたら

「『できません』と途中でも断ってもいいし、

 助けを求めてもいい」

「休んでも、辞めても、逃げてもいい」

ということを本気で広めませんか。

 

こういう私はこれを実践しています(笑)

ここに至るまでにいろいろと世間の目や

自身の心の葛藤はありましたが、

慣れるとしれっとできるようになりますよ。

私は

「仕事は一生懸命、丁寧にやってるし」

「むしろブラック企業だったら、みんなが

 さっさと辞めたらブラック企業なくなるんじゃないの」

と開き直って逃げます(笑)

 

優秀だったり、心や存在が綺麗だったりする人が

つぶれていくのは本当に嫌!です。

そういう人たちほど、つぶれていく。

逆に仕事できなかったり、いいかげんだったり

性格悪い人ほどつぶれない。

だって仕事一生懸命やるとか他人のために頑張る

ことがないので。というかできないのかもしれない。

これがどれだけ世界を汚く貧しいものにしているか

と思います。

 

またパワハラやいじめなどで周囲に当たり散らす人たちこそ

自分の心の闇を抱えきれず、不安やイライラも

我慢できないぐらい心が弱いです。

そういう人にもカウンセリングに

来て自分を見つめてほしいけど、

逆にそういう人は来ない。

自分のこととは別件で来たとしても、

自分の心にフォーカスが当たったとたん、すぐに逃げる。

自分の心を見つめることすら耐えられないほど

心が弱い、もしくは心に抱えている闇が大きいので、

周囲にあたって心の平穏を保つ。

そのほうが楽なので。

 

なので、あらゆる人がカウンセリングに来てくれると

世の中がよりよくなるのではと本気で考えています。

極論と思われるかもしれませんが、

カウンセリングを義務化してほしいです。

自分の心を見たくない人達から猛反発を

受けることは目に見えていますが。

 

会社員をやっていた時に、仕事に関係のある

他部署の人たちと飲み会をしたときのことです。

そのときに初対面の先輩男性社員に陰気で

ねちねちと嫌な感じで対応されたことがありました。

「すごく感じ悪いし、怖い」

とそのときは思いましたが、幸いその人と

仕事で関わることはなく。

それから5,6年後、知人のホームパーティー

偶然その人と遭遇し、心の中で

「ぎゃー!怖いんだけど!」

と叫んでいましたが、

その人はにこやかに挨拶してきて

雰囲気も異なり、色々と親切に話してくれました。

その人の話だと、あの時、上司のひどいパワハラに遭っていて、

精神的にボロボロでうつ病を発症したこと、

その後3年間カウンセリングに通いながら

休職と復職を繰り返してやっと元気になったこと

を話してくれました。

そして仕事で自分に協力できることがあったら

連絡してくださいと言われるほど親切で。

 

パワハラって本当に害悪でしかないし、

周囲のパフォーマンスを本当に落とす。

この状態がこの人の本当の姿なんだなと

そのとき思いました。

そしてその人も言っていたんですが

カウンセリングってすごいなと。

 

パワハラでなくても今の世の中

ギスギスしていて、自分のストレスを

周囲の人やSNSでまき散らす人も多いです。

本当にもうやめませんか、まじで。

 

なので皆さんカウンセリングどうですかと

言いたいです。

1年に1回でも、半年に1回でもいい。

そこで「通ってみようかな」と思えたら

しばらく通ってみたらいい。

カウンセリングに行ってみて

自分の心を整理したり

軽くしたりして「なんかいいかも」という

体験を通して人生をより良いものにしてほしい。

 

カウンセリングって

ただ話を聞いてもらうだけでしょ

と思われるかもしれません。

カウンセラーは話を聞きながら

心の状態や動きを専門知識を交えて

考えています。

そうするやり取りの中で、話している方に

気づきが起こったり、心が落ち着いたり楽になったり

することを目的としています

(来られる方によって目的は様々で、

 来られる方が自由に設定します)。

 

もし、何度か通ってみて

「何か違う。自分はカウンセリング合わないかも」

と思われるようなら、止めてもいいし、

カウンセラーとの相性が悪いだけかもしれないので

カウンセラーを変えてみるのも一つの手です。

医者でもどんな職業でも

「何か不安だな」

「何か嫌だな」

と思ったら違う人を訪ねていくと思うんですが

そんな感じでいいと思います。

でも不安を感じたらカウンセラーに直接

言ってみることが実は大切で、

カウンセラーが来られた方を理解する助けに

なることも多くあるので、ぶっちゃけてくれたら

カウンセラーはうれしいものです。

ぶっちゃけてもその後もしばらく変わらず

同じ不安を抱えるようなら

カウンセラーを変えることを

考えてもいいかもしれません。

 

 

長々と取り留めもなく書いてすいません。

自分にできることは何だろうと考えて

実行していくしかないですね。

 

ここまで読んでくださって

ありがとうございました。